訪問看護師の一日

 規模の大きい病院や地域医療に力を入れている医療施設では「訪問看護ステーション」が併設されていることがあります。訪問看護、訪問診療はどちらも在宅医療の要となる重要な仕事です。高齢化社会が進んでいる日本では現在特に重要視されつつあります。「訪問看護ステーション」は病院から退院した後の患者を継続的に支援していく施設です。医師の指示のもと、看護師が看護を提供します。リハビリ専門職と連携することで在宅でのリハビリも可能となっています。

 訪問看護の大きな特徴として、チームで患者を受け持つことの多い病棟看護と異なり、患者の自宅へ一人で訪問し、看護を行うことが挙げられます。それは危険を伴うことがあるため、特に注意して看護を行う必要があります。

 朝に朝礼を行うと、所属している看護師がそれぞれ訪問先へと出かけていきます。基本的には昼間に訪問を行いますが、緊急の場合夜間に訪問することもあります。

 訪問看護を行うと、その報告書を患者の主治医へ提出します。1つの訪問看護ステーションで40人以上の患者を受け持っていることもあるため、この報告書の作成には相当な時間を要します。また月末にはケアマネージャーへも実績報告を行います。制度上、介護保険対象の患者については訪問看護の実施日や回数なども報告しなければなりません。さらに月初めになるとレセプトや介護報酬の請求など、業務は常に山積みです。

 看護師は医師の指示のもとで働いています。そのため訪問看護においても医師との連携は不可欠です。患者や家族の訴えを聞いて判断し、主治医と連携することが訪問看護を機能させるために必要です。

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